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masaaki ōtaka + =
size :
w350 d450 h860 sh450 mm
chair - 01 - black -
日本において現在の椅子の形が広まりを見せ るのは明治維新後、西洋の文化の流入と共に、床にそのまま座る文化から徐々に変化を 遂げたと言われています。一般家庭に椅子が普及したのは 1950 年代以降、高度経済成長期にダイニングキッチンが建築の内装に採 用されていったことから日本人の生活様式は一気に西洋化していきました。文化としては未だ歴史の浅い日本の椅子の形を考えた時 に、「潔い形状」「金具を使わない構造」「座り心地の良さ」をキーワードにデザインを練り上げていきました。素材に「桜」を使用し、 後ろ脚がやや内側に入ることによって、どこか儚げな印象をもたせることで日本の椅子として成立させました。
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